財団の概要

理事長のごあいさつ

人生100年時代を迎え、社会が多様化する中で、全ての人々が心豊かに生活できる持続可能な社会の実現が求められています。特に、生活習慣病予防や生活機能向上などを通じ、元気に活動できる年齢である「健康寿命」を延伸するためには、多様な主体が健康づくりに取り組んでいくことが必要です。多くの企業組織においては、従業員等の健康管理を経営的な視点で捉える「健康経営」が進んでいるほか、幅広い層の個々人が自然に健康になる行動をとれる環境づくりも重要と云われています。
当財団は、1974年10月に当時の厚生省認可による公益法人として設立されて以降、50年以上に亘り、総合健診センターの事業運営や、国民の皆様方の健康増進・回復を図るための温泉療法、気候療法等の自然環境を利用した健康増進プログラムの開発・研究等、一貫して予防医学を基本に据えた事業推進に取り組んでまいりました。
近年高まっている健康づくりや健康増進に対する社会的要請に応えるべく、温泉を活用した新たな健康づくりの方策検討や効果測定と普及促進、予防医学に基づく安心安全な健康診断実施や健康増進コンサルティング、国際交流に資する新たな医療関連事業等、当財団が果たすべき役割は拡大していると認識しております。
今後も、官公庁その他公共機関、学術機関、各種団体、民間企業など様々な立場の方々との連携やご協力を賜りながら、皆様の健康増進に関する要請にお応えしてまいりたいと考えております。

一般財団法人日本健康開発財団 理事長: 加藤 典嗣

概要

名称
一般財団法人 日本健康開発財団 (Japan Health & Research Institute)
設立
1974年(昭和49年)
代表者
<理事長>加藤典嗣
所在地
<本部>〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-4 画廊ビル8F
TEL(代表):03-5290-1621 FAX:03-5290-1622
ホームページ:https://www.jph-ri.or.jp/
適格請求書発行
事業者登録番号
T5010005018882

沿革

1974年
株式会社日本交通公社が中心となり、財団法人 日本健康開発財団設立
1975年
東京・八重洲総合健診センター開設
健保連東京地区の「自動化健診施設」に認定
研究助成開始
1976年
欧州健康温泉保養システム調査団派遣開始
健康増進温泉保養プログラム事業開始
日本温泉気候物理医学会事務局受託
1978年
研究年報創刊
1979年
クアハウス第1号開業
ヘルスケアトレーナー資格認定制度開始
1989年
厚生大臣による温泉利用型健康増進施設認定制度に基づく調査法人指定
温泉利用指導者養成講習会を開始
1990年
温泉利用型健康増進施設として4施設が認定を受ける(第1号)
温泉利用型健康増進施設認定制度普及セミナー開催
1991年
温泉利用型健康増進施設総合保険制度発足
アジュール竹芝総合健診センター開設
健康増進プログラム等の研究強化を目的に健康増進部を設置
1996年
健康づくりハンドブック発行(日本宝くじ協会普及宣伝事業受託)
2003年
温泉利用プログラム型健康増進施設認定制度に基づく施設調査業務の開始
温泉入浴指導員養成講習会の開始
2005年
プライバシーマーク認定付与
2008年
株式会社ジェイティービーより健康増進事業の受託業務開始
2010年
アジュール竹芝総合健診センター受託業務終了
2012年
一般財団法人 日本健康開発財団へ移行
研究調査部内に「温泉医科学研究所」を開設
2015年
東京・八重洲総合健診センター レディースデイを開始
2017年
株式会社ジェイティービーよりメディカル&ヘルスケア事業の受託業務開始
本部事務所を中央区日本橋3丁目(画廊ビル)へ移転
2018年
環境省全国「新・湯治」効果測定調査プロジェクト事務局運営開始
2019年
温泉ソムリエ協会と共に「温泉健康指導士&温泉ソムリエマスター合同セミナー」を開始
2020年
コロナ禍により東京・八重洲総合健診センター営業中止(4~5月の2か月間)
米国ハワイ州政府観光局より、コロナ禍のハワイ州入島時における公式証明書用紙製作・管理運営に関する受託
2021年
東京・八重洲総合健診センター 新システム導入 案内誘導自動化・ペーパーレス化等を実現
2024年
設立50周年を迎える

組織図

組織図